遠距離介護のメリット

核家族化が進み、一人暮らしをしている高齢者も増加しています。
子供たちは実家を離れ、地元に住んでいる両親を遠距離介護しているといったケースも珍しいことではなくなっているのです。
遠く離れての介護はいざというときに駆けつけることができないため、不安を感じる方も多いでしょう。
しかし、遠距離介護のメリットもあります。

まず高齢者の側から考えると、住み慣れた地元で介護を受けられるのは大きなメリットです。
年齢を重ねてから、知らない土地で新たに生活を始めるのは労力がいります。
環境が変わることで、持病が悪化してしまうといったといったことも回避できるでしょう。
それに、子供たちに申し訳ないという気持ちも和らげることができるに違いありません。

子供側から見ると、介護と距離が取れるのはメリットと言えるでしょう。
毎日、介護をしているとストレスが溜まってしまうこともあります。
遠距離介護なら、程よい距離感を保てるため介護する側の気持ちもリフレッシュできる時間があるのです。
くわえて、介護を一人でしょい込んでしまうといったことも避けられるでしょう。
遠距離介護をするためには、さまざまな人の協力が必要です。
親族、担当のケアマネージャー、介護師、かかりつけ医、看護師、ご近所の方々の力を借りることになります。
遠距離介護では多く方々がかかわるため、コミュニケーションをとり合わなければいけません。
その際、協力を仰ぐ方々に相談もできるし、アドバイスも受けられるでしょう。
このため、介護のストレスも軽減できます。
このほか、介護のために離職するといった必要もありません。
働き盛りに、キャリアに穴をあけてしまうこともないのです。